こんな症状はありませんか?

重大な病気にかからないためには、何よりも予防と早期の対処が大切です。動物は体調が悪くても人間のように言葉で訴えることができないので、身体の不調や異変は飼い主が敏感に感じ取ってあげる必要があります。こちらでは、犬・猫に表れやすい身近な症状と考えられる病気をご案内いたします。動物病院にお越しになる際の参考になさってください。

犬の症状

目に関する症状

眼球表面の傷や炎症、または、まぶた内側の結膜に異常が起きている場合に起こる症状です。その他、関連する症状と疑われる病気は以下をご参照ください。

目やに・涙が出る 角膜潰瘍/眼瞼内反症/結膜炎/乾性角結膜炎
充血している 眼瞼内反症/角膜炎/結膜炎/アレルギー
目の色がおかしい 白内障/緑内障/角膜炎/アレルギー
元気がない

普段はうれしそうに食べるものを食べない、散歩に出たがらない、動きが緩慢、といった症状が出ている場合、病気の可能性があります。下痢咳(せき)など、複合的に症状が出ることもありますので、注意深く体調を確認しましょう。

ぐったりしている ケンネルコフ(伝染性気管気管支炎)/ジステンパー/フィラリア症(犬糸状虫症)/肺炎など
食欲不振 腎不全/腎盂腎炎/肝不全/糖尿病など
嘔吐

嘔吐は、はっきりとした症状が見て取れるため飼い主がもっとも把握しやすい症状のひとつです。獣医師が適切な診断・治療を行えるよう、ペットがどのような状態になっているのか、よく観察しておきましょう。

激しい嘔吐
/頻繁な嘔吐
尿毒症/急性中毒/急性腹膜炎/クモ膜下出血
吐き気をもよおすが
吐かない
胃捻転/十二指腸潰瘍/心臓病/フィラリア症
食後すぐに嘔吐 食道炎/巨大食道症/喉の腫瘍/食道狭窄
食後しばらくして
嘔吐
胃腸炎/レプトスピラ症/肝炎・肝臓疾患/糖尿病
咳(せき)

特に激しい運動をしたわけではないのに呼吸が荒くなったり、咳をしたりするようなら、重大な病気を患っている可能性があります。

乾いた咳 フィラリア症/咽頭炎/心不全/僧帽弁閉鎖不全症/胸水/気管虚脱
湿った咳 ケンネルコフ/気管支炎/肺炎/心臓弁膜症
夜中の咳 肺水腫/気管虚脱
尿の異常

頻尿・1回の尿の量が少ない、血尿などの症状が出ている場合、尿路結石や前立腺の異常、膀胱炎などが疑われます。その他にも以下のような症状が出ている場合は早めに動物病院までご相談ください。

尿がキラキラしている
/尿が濁る
膀胱炎/フィラリア症/腎盂腎炎/子宮蓄膿症/前立腺肥大など
オス犬の血尿 尿道結石/腎結石/前立腺炎/膀胱炎/膀胱腫瘍/腎炎など
メス犬の血尿 尿道結石/膀胱炎/ストルバイト結石症
便の異常

下痢・血便にはさまざまな原因が考えられます。もっとも多いのは腐った食べ物などを食べてしまいお腹をこわすケースですが、それ以外にも、細菌・ウイルスの感染や寄生虫などによる病気もあります。なかなか治らないようであれば、医師に相談する必要があります。

血便 胃潰瘍/鞭虫症/レプトスピラ症/犬コロナウイルス感染症/犬パルボウイルス感染症
下痢 回虫症/犬コロナウイルス感染症/犬パルボウイルス感染症/悪性リンパ腫/膵炎/胃・腸の潰瘍
便の色が異常 腸内寄生虫/犬パルボウイルス感染症/急性胃腸炎
歩行異常

歩行がおかしい場合、関節や骨の異常の他、神経麻痺や脳の障害などが考えられます。さらに、以下の病気の可能性もありますので、早めの診断をおすすめします。

足を引きずる フィラリア症/糖尿病/胃潰瘍/甲状腺機能亢進症
歩行がぎこちない
/立ち上がりにくい
歯周病/口内炎/膀胱炎/肝炎/心不全
震える・けいれん

精神的な原因(恐怖・不安)から来るものや低体温症によるもの、さらに、てんかんや中毒が原因のものもあります。症状を確認したうえで、獣医師にご相談ください。

全身のけいれん 低血糖症/(タマネギ・チョコレートなどの)中毒/尿毒症/子癇
部分的なけいれん ジステンパー/ビタミン欠乏症
ひきつけを起こし、
口から泡を吹く
てんかん/ジステンパー/中毒
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猫の症状

目に関する症状

ほとんどの飼い主さんがペットの目は毎日見ますので、比較的異変に気づきやすい箇所と言えます。左右で目の色が違う、目やにが大量に出ているなどの症状は病気の可能性があるため、早めのご来院をおすすめします。

目やに・涙が出る/充血 角膜炎/結膜炎
目の色がおかしい 白内障/緑内障/虹彩炎
まぶたの異常 眼瞼内反症/眼瞼炎/瞬膜露出症
元気がない

年齢を重ねるごとに動きが緩慢になってくるのは仕方がありませんが、ある日突然、起きているのに全然動こうとしない、食事を欲しがらない、といった状態になった場合、どこかに怪我をしているケースや、以下のような病気を発症しているケースが考えられます。

ぐったりしている 肥満細胞腫/リンパ腫/猫白血病/猫パルボウイルス感染症
食欲不振 寄生虫/猫風邪(猫カリシウイルス感染症)/伝染性腹膜炎/伝染性腸炎など
嘔吐

普段はよく食べるものを欲しがらない、食べてもすぐに吐いてしまう、といった症状がある場合、何らかの病気を患っている可能性があります。

食後すぐに嘔吐する 胃腸炎/巨大食道症/幽門機能障害
繰り返し嘔吐する 腸閉塞/横隔膜ヘルニア/肥満細胞腫/腸重積
よだれが多い

猫は口腔内の病気が起きやすい動物。歯ぐきの病気などにより、よだれが大量に出たり、ときには血が混じったりすることもあります。口臭が強くなるなどの症状も病気発見のサインです。

よだれが大量に出る 食道炎/歯周病/口内炎/中毒など
(よだれが多く)
口腔内が荒れている
胃腸炎/トキソプラズマ症/鉤虫症/猫パルボウイルス感染症
(よだれが多いが)
口腔内に荒れがない
鼻炎/副鼻腔炎/クリプトコッカス症/子宮がんなど
出血する

猫の血液は体重の6%ほどしかありません。人間から見れば少量に見える出血でも死につながってしまうため、早急な対処が必要です。出血の原因が病気の場合は長引く可能性もありますので、必ず獣医師に診てもらうようにしましょう。

鼻・口・性器からの出血 鼻炎/副鼻腔炎/クリプトコッカス症/口内炎/子宮がん/膣の腫瘍/下部尿路症候群
血尿/血便 鉤虫症/胃腸炎/トキソプラズマ症/猫パルボウイルス感染症など
抜け毛

脱毛の原因として、主にストレスによる過度の毛づくろいや皮膚病などが挙げられます。また、栄養の偏りによりビタミン不足が原因となることもあります。

抜け毛 ストレス性脱毛症/アレルギー性皮膚炎/ビタミンA・B欠乏症/肉芽腫/疥癬(ヒゼンダニ症)/白癬(皮膚糸状菌症)など
歩行異常

猫は高いところに登ったり降りたりすることが多く、怪我も少なくありません。しかし、身体に外傷などが見当たらないにもかかわらず、歩行に異常が見られる場合は、さらに深刻な状態になっている可能性もあります。

足を引きずる 急性腎不全/水腎症/尿毒症/熱中症
よろける/歩けない てんかん/低体温症/熱中症
よく水を飲む

猫の身体は食べ物の水分をうまく体内に取り込めるようにできているため、通常はあまり水を飲みません。もし猫が水を頻繁に飲むようでしたら、何か問題を抱えている可能性があります。

多飲かつ食欲旺盛にもかかわらず体重が減少する 慢性腎不全/糖尿病/アミロイドーシス/甲状腺機能亢進症/尿崩症
多飲かつ嘔吐する 慢性腎不全/甲状腺機能亢進症/糖尿病
多飲かつ尿・口が臭う 慢性腎不全/糖尿病
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